挑戦しようとしても先輩に止められてしまうとお悩みの方へ
ストップかけてくる先輩はいませんか?
仕事上、何か試しにやってみようとした時、止めてくる先輩っていませんか?
「それをやると後々大変だから。」
「それをやってもし失敗したら~だから。」
など、
全然分かっていないと言われたり、もっと慎重に考えるべきだと言われたり。。
止めてくる先輩は、どういう考えでそんなに止めてくるのでしょうか?
考えてみました。
止める理由
理由1:責任が取れない
会社という組織の中で働いていると、あなたが実行することの責任は、あなただけでなく、その上の先輩も背負う事になります。
なので、失敗した時のリスクが大きくなりそうな挑戦については、それに伴う責任はどれくらいかな?と身構えてしまい、自分が取れそうにない範疇になると、ストップをかけたくなってしまいます。
つまり、その先輩の「責任取れます容器」の大きさによって、ちょっとしたことで直ぐにストップをかける場合と、ある程度の範囲は自由にさせてくれる場合とに分かれます。
先輩も人間です。あなたより少し先に入社しただけの人です。なので、その容量はあなたが想像しているより大きい場合もあれば、小さい場合もあります。
それを想像し、冷静に交渉してみて下さい。
理由2:前例がない
特に古い体質の会社だと、前例の有り無しで、大きく左右する場合があります。
前例がない事に挑戦するというのは、その分、想定するリスクについても新たに考えなくてはなりません。
つまり、前例がないと手間がかかるのです。面倒なのです。そして怖いのです。
でも本当は、前例があったとしても、過去の前例が今の現時点でも正しいと考えられるのか、ベストなのか、についても考える必要があるはずです。
前例があっても無くても、リスク分析は必要だと思います。
それを踏まえて交渉してみて下さい。
止めるし怒る人
全員が当てはまるわけではないと思うのですが、ただ止めてくるだけでなく、さらに怒ってくる先輩の事例を紹介します。
「これをやってもし~になったら、取り返しがつかないですよ!」
「そういう事もよく考えて下さい!」
などなど
ついつい熱くなって机を叩きながら怒っていたり。。
なぜそんなに怒るのでしょうか?
それは、先ほど紹介した「責任取れます容器」の容量の小ささを隠すためだと思います。
責任を取れるキャパが小さくても、それを素直に言える人の場合は、怒る必要がありません。
これは止めといた方が良いんじゃない?
失敗した時に私は責任取る自信ないな。。
上司に相談してみようか?
みたいな発言になります。
このタイプでよくありがちなのは、相談者に対して1~2年先輩というタイプです。
一方、責任を取れるキャパが小さいけれど、それを隠したいと思う場合はこんな感じです。
これは止めといた方が良いじゃない?
これをやってもし~になったら、取り返しがつかないですよ!
そういう事もよく考えて下さい!
このタイプでよくありがちなのは、相談者に対して10年くらい先輩という場合です。自信の無さや容量の小ささを知られたくないのです。
止めてくる先輩がどちらのタイプであったとしても、良い・悪いはありません。
大切なのは、こちらがその先輩のことをどう理解し、どう交渉するかです。
交渉方法
交渉方法に裏ワザはありません。
王道で行きましょう。
・業務上試してみたい事
・何のためにそれを試すのか
・それを実施することのメリットとリスク
・考えられるリスクとそれに対する対応策
これらを提示しましょう。
すぐ上の先輩が止めてくる場合は、さらにその上の上司にもこの内容を提示してみて下さい。
このブログを読んだ方の気持ちが少しでも軽くなりますように。。☆
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