お部屋の中でWiFi電波が届きにくい場所はありませんか?
WiFi環境をより良くするするために「WiFi中継機」という物が販売されています。
このページでは、「WiFi中継機」を使うとどれくらい通信が改善されるのかを紹介します。
今回使用したのは、
NEC製の「Aterm W 1200EX」というWiFi中継機(NECパーソナルコンピュータ Aterm W1200EX-MS PA-W1200EX-MS)です。
設置前後の実測値も掲載しますので、参考になれば幸いです。
検証した機器
WiFi中継機
今回使用したWiFi中継器はこちらです。
メーカー:NEC
製品名:Aterm W 1200EX
コンセントに直接差し込むタイプの中継機です。
人感センサー付きのタイプも販売されていますが、今回紹介するのは人感センサーがついていないタイプの製品です。
箱の中には、説明書と本体が入っています。
保証書は、説明書に含まれています。
WiFi中継機を使用する際は、既にインターネットの接続設定がされているネットワーク環境で利用することになります。
親機
今回検証した場所では、nuro光でレンタルされている機器(無線LANルーター機能付のモデム)を設置していて、そのネットワーク環境下でWiFi中継機を設置しました。
今回使用した親機はこちらです。
メーカー:HUAWEI
機種:HG8045Q
親機とWiFi中継機をリンクさせる操作手順は、各機種によって異なるので説明書をご確認いただきたいのですが、ここでは大まかな流れを紹介します。
簡単に設定できるという事が伝わればと思います。
親機と中継機の接続手順
①WiFi中継機の電源をONにし、「WPSプッシュボタン」をONにする。
②元々設置している親機の「WPSプッシュボタン」をONにする。
③しばらくすると親機とWiFi中継機が接続されます。
ちなみに親機の「WPSプッシュボタン」は、本体側面に配置されていました。
モデムを立てている台から取り外さなくても、側面からボタンを押せるようになっています。
どの程度スピードアップしたのか?
WiFi中継機を設置した結果、どの程度インターネットの通信速度が改善されたのかを紹介します。
今回はUSENの「インターネット回線スピードテスト」を利用しました。
測定は2回実施しました。1回目と2回目の測定は別々の日に実施しています。
1回目の結果
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
2回目の結果
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
結果のまとめ
2回測定した結果は下記の通りです。
2回とも同じ場所で、別の日に測定しています。
この結果だけみると、あまり改善されていないように思います。。
<ダウンロード速度>
15Mpbs→29Mpbs良くなった
78Mpbs→58Mpbs悪くなった
<アップロード速度>
14Mpbs→9Mpbs悪くなった
66Mpbs→31Mpbs悪くなった
最後に
今回検証した条件では、設置する必要はあまりなかったように思いました。
事例の一つとして、参考にしていただければ幸いです。